加入しておくとやっぱり安心。留学生向け保険について
海外の病院では多額の治療費がかかるため、急な病気や事故など、もしものトラブルに備えて海外旅行傷害保険には加入しておきましょう。滞在期間の長さや生活スタイルの違いによっても、自分に合った保険のプランは変わってくるので、それぞれのプランやサービス内容を比較してみると良いでしょう。手続きは各保険会社の窓口や代理店、またはオンラインでもできます。
クレジットカードなどに付帯されている保険でいいと思う人も多いかもしれませんが、カバーされる内容をきちんと確認しましょう。滞在期間によっては保証の対象外になる可能性もあります。
自分にあったプランを選ぼう
留学生用の保険は、6カ月以上の語学留学や正規留学で寮やホームステイ、アパートを借りる人に最適なプランが充実しています。家主への賠償責任や家財など身の回り品の盗難や破損だけでなく、日本の家族の死亡や危篤の際に起こりうる一時帰国費用などの補償を幅広くカバーします。最近では、虫歯の治療費を補償するプランも登場していますので、特に長期で行かれる場合に加入しておくと安心です。
安全で健康な留学生活を!
海外での慣れない生活で体調を崩したり、病気にかかってしまうのはよくあることです。現地での健康管理も大切ですが、日本を出発する前にできるかぎりの準備をしておくと良いでしょう。保険に加入するのはもちろんのこと、渡航する地域や時期に応じて予防接種を受けたり、万が一病気になったときの対処法を事前に調べておくのも大切です。持病がある人は常備薬の準備やかかりつけの医師に英語の診断書を書いてもらっておくと、いざというときに役に立ちます。また、調子が悪いときは無理をせず、ホストファミリーや学校のスタッフなど周辺の人に相談してみましょう。
留学前の健康チェックシート
出発前に、できるだけ色々な場合を想定して準備しておきましょう。しばらく歯科検診を受けていない場合には必ず受けておくことをおすすめします。風邪などは治りますが、虫歯は放置しておいても治りません。
また、薬は現地でも購入できるだろうと安心している方もいると思います。しかし、日本人には強すぎる薬もあります。飲み慣れた薬を持参しておくと安心です。病院や薬局で病状を聞かれた際に答えられるように、いくつか考えられる症状を英語ではなんというのか、調べておくのもいいですね。下記は出発前にできる健康面での準備です。確認して、できるものはやっておきましょう。
□海外旅行傷害保険に加入
□ 虫歯などの歯の治療を済ませる
□ 親知らずを抜いておく
□ かかりつけの医師の英語用診断書を用意
□ 滞在期間分の常備薬を用意する
□ 食事が合わなくてお腹を壊したときのために整腸剤を用意
□ 時期や地域に応じた予防接種を受ける
□ 病気になったときの対処法を調べる
□ 自分の症状を英語で説明できるように最低限の医療用語を知っておく